アルバイトやパートでも債務整理は利用できる?手続き別に解説します!

借金問題解決ナビ

こんにちは「借金問題解決ナビ」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。

借金の悩みを解決するための手続きが債務整理になります。インターネットの広告でもよく見かける国が認める借金の救済措置のことが債務整理です。

その債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の3つの手続きがあり、基本的には1番デメリットが少ない任意整理から検討することになります。

国が認めた借金救済措置である債務整理の手続きを利用するのに条件があるのでしょうか?今回のコラムでは、債務整理を利用するための条件について債務整理に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

この記事を読むと、債務整理の利用条件についての正しい知識を身に付きますので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

アルバイトやパート、専業主婦の方の債務整理の方法はどれが最適かを解説!

司法書士法人ホワイトリーガル
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国が認めた借金の救済措置である債務整理の手続きは、パートタイムやアルバイトだと手続きが出来ないのでしょうか?また専業主婦の方はどうなるのでしょうか?

今回のコラムでは、債務整理を利用するための条件について債務整理に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

アルバイトやパートタイム、専業主婦でも任意整理は可能です。

債務整理の手続きの中でも一番多い解決方法は任意整理です。任意整理の手続きは、今後の利息をカットしてもらい、毎月の返済額を減額して完済まで支払っていく手続きになります。任意整理は他の債務整理である個人再生や自己破産と比較して費用も低額で済みますし解決までの期間も短くなります。また何より他の債務整理よりデメリットが少ないことが1番の選ばれる理由になります。

仮にご自身に総額200万円の借金がある場合の一般的な月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の総額は約50万円になります。これを任意整理すると月々の返済額は約3万3千円まで減額することができ、完済までの利息の総額はもちろんゼロ円になりますので、任意整理の借金減額の効果がよく理解できると思います。

アルバイトやパートでも返済が可能なのであれば、問題なく任意整理の手続きは可能です。また、専業主婦の方でも配偶者の収入から返済額が捻出できれば任意整理の手続きは可能になります。今までの毎月の返済額が厳しい場合でも、任意整理をすれば毎月の返済額は減額されます。任意整理後の減額された返済額を毎月支払うことができれば任意整理でご自身の借金問題を解決すること可能です。

相手の業者もアルバイトやパートタイムという理由で和解できないという対応は取りませんので安心して手続きを進めることが可能です。期にご自身の借金問題を解決することができます。

任意整理で返済が難しい場合の借金解決の方法は?

任意整理の手続きを取っても返済が難しい方は、自己破産や個人再生の手続きを検討することになります。自己破産は借金のすべてを免除してもらう手続きで、個人再生は借金の総額を約5分の1と大幅に減額してもらう手続きです。自己破産も個人再生も裁判所の力を借りた借金整理の方法になります。

アルバイトやパートタイム、専業主婦の方の自己破産

任意整理で解決が困難な場合は、次は自己破産を検討することになります。アルバイトやパートの方の場合は、自己破産するデメリットはほとんどありません。

通常では退職金や財形貯蓄といった財産もないでしょうし、自己破産の資格や職業制限(警備員や保険外交員など)もほとんど無関係なことが多いでしょう。また、価値が20万円以上の財産がなければ、費用が高額な管財事件ではなく同時廃止事件で進められることになります。ただ、同居している家族に秘密にしたい方は自己破産の手続きを進めることは難しいというデメリットがあります。

アルバイトやパートタイム、専業主婦の方の個人再生

基本的にはアルバイトやパートタイムの方で個人再生を選択する方はほとんどおられません。また専業主婦の方はご自身に収入がありませんので、個人再生を選択することはできません。

個人再生の手続きは、安定した収入がある方が要件となっているので、その要件に当てはまらないと個人再生はできません。もちろん、アルバイトやパートタイムでも長期間働いていて収入が安定していれば、個人再生の手続きをすることは可能です。しかし、自己破産と個人再生は手続き後に一部の金額を返済するか返済しないかという違いがあるだけで、手続きに必要な書類やデメリットに大きな違いはありません。

もし、財産があったり資格や職業の制限に該当するといったデメリットがない状況であれば、自己破産を選択した方がいいケースが多くなります。また、個人再生は専門家に支払う費用や裁判所の費用を考慮すると、借金の総額が300万円以下の場合は選択するメリットがほとんどありません。

当コラムを運営する「借金問題解決ナビ」では、借金のお悩みを解決するための無料相談を受け付けています。ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用してご自身の借金問題を解決していただきたいと思います。

ここまでで、今回のコラム「アルバイトやパートでも債務整理は利用できる?手続き別に解説します!」のテーマの解説は以上になります。それでは、久我山左近でした。

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